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2016年1月 6日 (水)

天下大乱

謹賀新年なのに時局ネタ

2016年は、異様に暖かい正月です。


■サウジとイランの国交断絶

サウジアラビアとイランが「国交断絶」というニュースにびっくりぽん。

両国は地域大国で、スンニ派原理主義盟主とシーア派原理主義盟主です。

不倶戴天の敵対関係といってもよいでしょうね。

昔であれば、国交断絶の次は、「宣戦布告」です。

対立の背景にはイランの核開発への対抗という深刻な問題があるはずです。

この対立で得するのは誰か?

それは、IS(イスラム国)でしょう。

ISはスンニ派過激組織だが、カリフを自称するバクダディ師は、サウジ王家を打倒・シーア派を壊滅して、2020年までに「世界カリフ制国家」を樹立すると宣言しているそうで、2016年から全面対決に年となると行動計画もあるそうです(池内恵「イスラーム国の衝撃」)。

スンニ派の有力者らがISを資金・武器援助しているとの噂は絶えないですから、サウジのイランとの対立は嫌な感じです。 中東の「天下大乱」がいよいよ拡大されそうです。

■北朝鮮の水爆実験

と思っていたら、本日は北朝鮮が水爆実験の実施のニュースです。

サウジ・イラン対立の核つながりですが、今の国際的核管理体制(NPT)の瓦解が明白になりました。

実は,年末まで北朝鮮と中国との関係修復の動きで、もう核実験は実施しないかと思われていたのに、突然の予告なしの水爆実験にびっくりぽん。

北朝鮮は核弾頭運搬能力(ミサイル技術)はまだ低いと言われていますが、明確な脅威であることは変わりはない。

集団的自衛権の安保法制、国家緊急権、憲法改正などの安倍首相の動きがもっと露骨になります。

こういう憲法9条=非武装中立主義では対応できない事態が発生していることは否定できない。

具体的な政策として、安倍首相の積極的平和主義に対置できる安全保障政策を野党(民主党右派は自民党と同じ=前原とか長島とか=自民党に行けば良いのに。このままでは民主長は対案を提示できない。)が提案しないかぎり、参議院選では安倍首相の「勝利」は動かないでしょう(日本の民主党と共産党がドイツのメルケルくらいにのリアリストになれば良いのだが。)。それで、本来の非武装中立主義者は、社民党に投票すれば良いのだし。そうすれば社民党は生き残るれるし。

これは日本共産党が党名を変えない限り無理かも(「立憲社会党」や「立憲共和党」とかがイイと思う。とにかく共産はだめね=中国共産党と一緒だし)。そして、共産主義=マルクス主義を修正して、社会自由主義=ジョン・ロールズ=修正主義者エンゲルス的な思想に変えれな理論的にもすごいと思う。個人的には)。

その上で、日本の情勢にあわせて対置すべき、安全保障政策は次のとおり、
①「専守防衛自衛隊の容認」
②「国連の集団的安全保障への協力」
③「米国と集団的自衛権関係否定」

④「中国に対抗できる普遍的理念の構築(イデオロギー戦略=アジアの「王道」は日本がこれからつくるしかないでしょう戦略=新幹線的な下世話な話だけでなく、アジアの陸上・海上・電脳ネットワーク)」

で、どうでしょう。

■「王道」こそ
次の言葉は五族協和(本来は、[五族共和]であるべき)とともに大好きな用語です。
孫文が発した次の言葉がすばらしいですね。ガンジーも同じようなことを言っていた。

「あなたがた日本民族は、欧米の覇道の文化を取り入れていると同時に、アジアの王道文化の本質も持っている。日本がこれから後、世界の文化の前途に対して、いったい西洋の覇道の番犬となるのか、東洋の王道の干城(盾と城)になるのか、あなたがた日本国民がよく考え、慎重に選ぶことにかかっている」。(1924年の神戸での孫文の講演)
宮崎駿著「ナウシカ」から、 「クシャナの王道を歩め。そなたは血で清められた。そなたには王道こそふさわしい。」(by ユパ)。たぶん、これは実は、宮崎駿が日本に本当は期待したことなんだろうと思う。

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