大鵬 逝く 「巨人 大鵬 卵焼き」
大鵬さんが、亡くなりました。
私が子どものころ、大鵬の現役時代を白黒TVで観ていたことを思い出します。
大鵬は、本当に強かったですね。格好良かったですし。
「巨人、大鵬、卵焼き」っていうフレーズが新聞やテレビで流されています。
人気が代表的であったと肯定的なニュアンスで報道されています。
確かに、そういう側面はあります。
しかし、実際は、これには「前置き」がありました。
「女子どもの好きなもの」 巨人 大鵬、卵焼き。
これは野球や相撲の本当の面白さを知らない者(女子ども)が、ただ強いということで、巨人や大鵬が好きだという風潮に対する揶揄の言葉でした。
だから、豪勢なビーフステーキとか高級料理のフォアグラとかの本格的な料理でなく、料理のうちに入らない「卵焼き」なんですね。
もっとも、今時、「女子ども」なんて言葉は典型的なジェンダーバイアス的な禁句です。こんな用語を使ったら、フェミニスト警備隊から摘発されます。
揶揄のフレーズが、今では、単なる賛辞の言葉になっちゃうんですね。
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