映画「しゃべれども しゃべれども」
■落語
先日,落語の映画を見てきました。
売れない二つめの若い落語家が,ひょんなことから「落語教室」をはじめる。
「生徒」は
・解説が下手な野球解説者
・口のきき方を知らない,怒りんぼの美女
・東京に転校していじめられている大阪の子ども
■江戸情緒
縁側のある日本家屋,路地裏の植木,ほおずき市,風鈴,住吉神社,隅田川の佃島・月島界隈の江戸情緒が満載です。とはいえ,ウオーターフロントの高層マンションと着物姿の落語家というミスマッチ感。
ほのぼのとした気分で映画館を出ました。そして,美味しい蕎麦と日本酒をいただきたくなりました。
敢えて,難を言えば,主人公の落語家の青年が二枚目すぎることと,ラストが「安易」で少し残念でした。
■寄席に行きたくなり
新宿に末廣亭があります。午後9時からの深夜寄席は木戸銭500円だそうです。
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