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2007年2月12日 (月)

<教育に自由を!2月10日 市民集会> 鈴木邦男氏と小森陽一氏の対談

■東京都 日の丸・君が代・愛国心の強制
東京都では,日の丸・君が代の強制,愛国心の強制が強まっています。その手法は,「教育委員会が決めたことだから」,「学習指導要領に決まっていることだから」,「校長が決定したことだから」という紋切り型,命令と統制による押しつけです。

命令と統制の正に官僚主義の権化です。こんな権威主義や管理主義の教育からは,創造性ゆたかな子どもは育たないでしょうね。上役や権力者の顔色を見ながらビクビク,オドオドする人間しか出てきません。(で,裏に回れば弱い者虐めをする小日本人たち)。

これでは日本の未来がつぶされます。自殺行為ではないでしょうか。未来を切り開く若い芽を自分でつぶすようなものに思えます。

■鈴木邦男さん 小森陽一さんの対談
市民集会のメインは,新ウヨクの鈴木邦男さんと,旧サヨクの小森陽一さんの対談です。教職員の方の中には,新ウヨクを集会に呼ぶのは何事か,と反対した方もいらっしゃたようです。しかし,対談の内容は非常に面白かった。

【印象に残った鈴木邦男氏の話】

私は右翼のプロだが,今は異端者,裏切り者と言われています。

同じ右翼仲間同士の中は,99%と意見が一致していても,1%の違いでもあれば,許されない。裏切り者などと言われたりします。

ところが,仲間同士でない人と話すと,許容度が広い。ぜんぜん違うと思っていたのに,一つでも二つでも意見が一致すると,「オー」と言って一致するのがうれしくなる。

サヨクとかウヨクとかは大した違いではない。日本には,「話し合える人」と「話し合えない人」の2種類しかいない。

そのとおり。この点は右も左も一緒ですね。

■盛りだくさん人の発言がうまくまとまった集会

都立高校の元校長の渡部謙一さん,埼玉大学教授で元国立市教育委員の安藤聡彦さん,少年法改悪に反対する家裁の調査官の方,都立校の保護者の方々,都立高校生などの発言がありました。どれも実態に迫る素晴らしい発言でした。フォークシンガー岡史明さんの熱唱もありました。なぜか,熱唱の後に,関連裁判の報告を私がしました。

(何だか文化的香りが高い発言者と歌の後で,弁護士が一人浮いていました。「この裁判を一言で言うと,『それでもボクは立てません』ということです。」とジョークを言ったのですが,受けませんでした…。)

■裁判の状況
○予防訴訟の東京高裁の審理期日はまだ入っていません。新教基法の下での起立斉唱義務の存否が争われることになります。

○解雇裁判は昨年12月27日に結審しましたが,判決言渡期日は未定です。今春以降に判決でしょう。

○戒告処分取消訴訟の提訴
2007年2月9日,教職員らは戒告処分取消訴訟を提訴しました。東京地裁民事第19部(中西裁判長)に係属しました。

この民事第19部は,労働部であり,関連訴訟の再発防止研修損害賠償請求事件,再雇用職員不採用損害賠償請求事件が係属しています。

2003年10月23日の都教委通達から始まった都立高校での国歌,国旗の強制。2004年3月の卒業式等に起立し斉唱しなかった教職員172名が戒告処分を受けました。人事委員会での審理が勧められていましたが,教育長(当時)である横山洋一氏の証人申請を都人事委員会が却下しました。これでは東京都人事委員会では,到底,公正な審理も判断も期待できません。そこで行政訴訟を提訴したものです。

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