まねきTV 知財高裁決定
■まねきTVとは?
ソニーの「ベース・ステーション」という機器を使って,TV局のテレビ番組をインターネット経由で個々のモニターに転送するシステムを提供していた永野商店に対して,NHK以下,テレビ局6社が,送信可能化権を侵害したとして差し止めの保全処分を申し立てた事件。知財高裁で永野商店が2006年12月21日,知財高裁で勝訴しました。
永野商店 まねきTV
↓
http://www.manekitv.com/index.html
新聞報道(TVでは報道していないそうです。やはりTVはジャーナリズムではないですな)
↓
http://www.mainichi-msn.co.jp/today/news/20061222k0000e040043000c.html
永野商店は,東京地裁で勝訴し,昨日,知財高裁でも勝訴しました。
裁判所サイトに既に掲載されています。
↓
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=07&hanreiNo=33948&hanreiKbn=06
■TV局6社弁護団の偉容
東京地裁の仮処分審尋と知財高裁の保全異議では,TV局6社の代理人10数名とTV局の法務部員が合計30名位が出廷して,裁判所の部屋が一杯になりました。
こちら側(永野商店側)は4名だけ。「知財」弁護士で著名な藤田康幸弁護士や小倉秀夫弁護士と,私と同じ事務所の志村新弁護士と一緒に担当させてもらいました。
TV局6社を相手にして知財高裁で完勝。痛快です。
■産業政策をサポートする司法政策?
この知財高裁の判断の背景には,「技術進歩」と,それによる「新サービスの芽を育てる」という司法政策(産業政策)があるように感じました。
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