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2006年10月 1日 (日)

トンネルじん肺 国会議員要請 仙台地裁判決に向けて

■10月12日トンネルじん肺 仙台地裁判決 
トンネルじん肺訴訟は,今年7月,東京地裁,熊本地裁で国に勝訴しました。
10月12日に,3度目の判決が仙台地裁にて言い渡されます(東北ブロック訴訟)。

■国会議員賛同署名 過半数突破
3度目の勝訴判決によって,国(厚労省)に解決を迫ろうと,原告団・家族会は衆参国会議員への要請を粘り強く行ってきました。

現在は現職衆参国会議員の361の賛同署名を集めています。なんと安倍新内閣の閣僚で賛同署名をしている大臣が7名もいます。

■自民党本部内の議員勉強会での訴え
9月26日,自民党北村衆議院議員の紹介で自民党本部で「新政治研究会」の国会議員の皆さんの前でトンネルじん肺の解決への協力を訴えることができました。

北村しげお衆議院議員(石川3区)のホームページで紹介されています。
http://kitamura-shigeo.com/schedule/schedule.php?mode=dm&ymd=20060926

自民党本部に初めて入り,自民党国会議員30名の前で訴えるのは,法廷とは勝手が違い,少し緊張しました。

しかし,自民党議員の皆さんの反応が良くてほっとしました。
議員の皆さんは即座に,「国交省の土木工事共通仕様書や積算基準にじん肺対策がとられているか?」「皆さんが求めている粉じん測定の義務づけは省令改正でできるのか?」「じん肺補償基金の設立について厚労省が抵抗しているのか?アスベストの問題と関連しているのか?」などなど。さすが政府与党の議員さんたちだと感心しました。

原告団や家族会の皆さんが,地元で東京で,何度も何度も議員事務所を訪ねた努力の成果だと思います。

■全面解決に向けて
仙台地裁の勝訴,全面解決への手応えを感じました。
10月12日 午後1:30 仙台地裁の判決に注目です。

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