映画 パッチギ!
映画 「パッチギ!」 井筒和幸監督 2005年劇場公開
■在日朝鮮人と日本人をテーマ
2005年に公開されて評判になった映画です。遅まきながら、やっとDVDを購入して観ました。
(あらすじ)
1968年、京都。在日朝鮮人の不良高校生と日本人の不良高校生との喧嘩騒動。そして、日本人の男子高校生と在日朝鮮人の女子高校生との恋愛。日本人の朝鮮人差別と日本人高校生の歴史への無知。在日朝鮮人の「帰国」の葛藤。
社会的テーマを扱いながら、悲愴感のないエンターテイメントとなっています。喧嘩シーン(拷問といっても良さそうなシーンもあり)は、あまりに痛そうで女性は嫌がるでしょうね。でも、嫌がらずに最後まで観て下さい。お勧めです。
■個人的な思い出
私は、小学校卒業するまで京都で暮らしていました。
住んでいたのは京都市左京区の北方。私がそこに住んでいた頃(1965年~1972年頃)は、紡績や友禅染の工場などがたくさんありました。場末の工場街のようでした。近くに流れる川は、高野川でした。「金○」という苗字の友人がいっぱいいました。「パッチギ!」には観光地ではない、そんな京都の風景が映っています。鴨川、あるいは高野川の川っぷち。棺桶も入らない崖下のボロ家。掘っ立て小屋のようなホルモン焼き屋。
1968年というと私の小学校の頃です。「おらは死んじまっただあ~」(フォーククルセダース「帰ってきたヨッパライ」)が流行って、友達と良く歌ったことを憶えています。
(以下、ネタバレあり。ご注意を)
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